人気ブログランキング | 話題のタグを見る

徹子は母の匂いがする

徹子は母の匂いがする_b0188919_1385169.jpg



黒柳徹子さんが大好きです。
子供の頃、母の膝を独占して読んでもらっていた本は『窓際のトットちゃん』でした。
特にぼっとん便所に財布(お金?)を落としてしまって…の章は、今でも読んでもらっていた部屋の情景や当時の自宅、若かりし母、小さな自分、全て含めて鮮明に記憶しています。たぶん幼稚園の年長さんでした。

小学校4年の時、国語の教科書に『窓際のトットちゃん』の一部が載っていて、それを馬鹿にしたクラスメイト男子の頭を思いっきり光GENJIの筆箱で殴打したのは、今でもとても良い思い出です。覚えているか?卓。お前は幼なじみだ。

今にして思えば5歳児に読み聞かせる本は童話やおとぎ話的な絵本であるべきだろうに、黒柳徹子という日本の最終兵器が書いた本をチョイスした母は、かなり斬新だと思います。まだ早いだろう。さすがに。


そんな私の師匠ともいうべき徹子。昨日そんな徹子の部屋にゲスト出演した木村大作さん。
作業中の手を止め、思わずテレビ画面に突っ込みまくりました。

なんだろう? 徹子がゲストの話を止めるのは最高に楽しいのに、ゲスト風情が徹子のコメントを止めてるんじゃねーよ! 宣伝で来てるんだろ? 出させてもらってるんだろ? つうか自分語りが激しすぎて萎えるを通り越して笑ってしまうわ!

木村大作さんはとても素晴らしい日本が誇るべきカメラマンです。黒澤作品を始めとして、世界に誇る沢山の日本映画を映してきた素晴らしい人です。そんな木村さんがメガホンを取った『剱岳 点の記』は、きっと素敵な作品になっていると思います。

それは解ってるんだけど…。

あの! あの! あの徹子の進行を邪魔してまで語る、自分語り。大作イズム。たまらねぇっす。なんなんすか? このシト、強敵なんですけど…。使徒殲滅って四文字熟語が頭に浮かびました。


まぁ、いい。とにかく、なんか、違和感の残る徹子の部屋でした。



色々と考えます。それなりの歳だからだろうけど。久しぶりに懐かしい友人から早朝にメールを貰って真剣に考えて応えようと思ったら、真剣になりすぎてすげー時間が掛かっちゃったとか。もしかしたら引っ越しするかもしれない(夢の駒沢3LDKに)とか。自分自身が枯渇するのはいつだろうとか。もしかしたらもう出涸らしになってるんじゃないかとか。最初の高校時代の友人に最近になって初めて聞いた当時のあだ名「インテリやくざ」とか。「死んでもいい」って思ってるから「その時点で絶対に戦場に行っちゃだめ」っていう友人達の言葉とか。色々考えます。



母の膝の上はきっと今になったって、頭を預けても暖かいんだろうなぁ。
つうか母ちゃん、新造した船の記事が新聞に載ったのなら教えておくれよ…。
by ugm_t | 2009-06-18 02:27 | どうでもいい的な